NHK朝ドラ「エール」最終回視聴率21・8% 平均も大台超える20・1%(サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
大変面白い朝ドラでした。初頭で脚本家が降板、さらにコロナ禍に巻き込まれて重要人物の志村けんが亡くなったという大ハンデを背負いながらのスタート、さらに撮影の長期中断、短縮にスケジュール調整と撮影方法の見直しとこれでもか!って位現場は不幸の連続だったかと思います。それでもそのハンデを乗り越えて大きな破綻もせずにやりきったのは立派というか、そのハンデを利用したとも言える位の良作だと思う。
この作品の評価はやはり中断前の前半がごく普通な朝ドラだったのに対して中断後の後半があまりにもセンセーショナルだったと言う事に尽きる。普通に撮れないから考える、状況を利用して工夫するを実行したんでしょう。特に戦中編とも言える戦時歌謡(軍歌)に尺を使い主人公の才能開花と時代の興奮、そして破綻と上手く演出したと思う。今までの戦中物語が積極的な戦争加担側か、否応なしに巻き込まれる戦争被害者側の物語に限られていたけど無意識な加担者というのはあまり例がない。それを演じただけでも評価に値する。そして戦後編はその破綻からの再生を上手に歌に乗せている。さらに戦後編では主人公の活躍を軸に各レギュラーの救済や成功も行っている。戦争に巻き込まれて死んだ藤堂先生やその家族、予科練にいった少年とその母親以外はほぼ全員救済しているのも素晴らしい。この物語は誰一人として主人公の糧で捨てられる人は居ない。戦死した方々以外は全員救われて成功しているのも素晴らしい。比較するのもよくないのだが、前作スカーレットはほぼ全員主人公の糧に成ってポイ捨てされていた。
コロナ禍のせいで役者が揃わない、撮影条件が限定される中での撮影は困難しただろうがそれを逆手に取った。戦中編の戦闘シーンは考えに考えた末の演出だったんだろう。主人公が滞在した補給部隊が狙撃、敵の見えない包囲戦で全滅というのは考えたなと思う(ただしアレはインパール戦じゃないし、部隊司令官に当たる藤堂大佐がああいう戦死はあり得ない)。戦中編クライマックスの主人公の義母に当たる光子の焼け野原の賛美歌独唱は戦争が終わったという安堵と哀悼のレクイエムとして最高だった。これも薬師丸ひろ子のアイデアだったらしい。その後も数々な名シーンが後半に集中する。そして最後に志村けんの笑顔をインサートする。たまたま撮ってあった物を使ったんだろうけどあの険しい顔で主人公の才能を畏れていたと言う小山田先生の本心を垣間見る演出で志村けんも救ったんじゃないかなと思う。(推測だけど志村けんはずっとヒールのまま出演する予定だったんじゃないかな)
どこかの記事で主人公が中途半端で消極的でのめり込めなかったけど最後はそこそこ感動したって記事を読んだ。そうじゃないんだと言いたい。この物語は人が出会って奏でる音楽を通して、関わったみんなにエールを送りたいという物語。一人じゃ進めなかった道をみんなで歩んでいくという物語でした。そして戦争が、コロナ禍があってもそれなりに生きていき、それぞれの糧とするという物語。とてもよかったです。

馴れというものは恐ろしいもので、マスクを着けずに生活しているドラマの世界がなんだか非現実的に見えますな。
朝ドラは観られないけど大河は見ていたんですけどね。
こちらも某エリカの逮捕降板で放映日初日が遅れコロナに祟られ関ケ原が終わったところで再開未定のまま中断となりました。役者が揃わない、撮影条件が限定されるというのは大河も同じですな。再開はされましたが、それきり観てないです。年末の総集編観ればいいかな~麒麟が来ても来なくてももうどっちでもいいや、と思って。(汗)
次回作は元気ハツラツオロナミンCですか。(笑)
また以前のように撮っていくということはしばらくできない、いやできる日が来るんだろうか?
麒麟がくるも観てますよ。確かに中断前の桶狭間までがめちゃくちゃ面白い。モックンの斉藤道三が凄く良かったし、エリカ様の代役帰蝶様が魅力的な役柄でした。まぁ中断後の展開は色々あってかなり試行錯誤している感じですけど、う”ーん麒麟がくるじゃなくって駒が来ると言われても仕方が無いかな(汗)。それでも役者はオリジナル以外かなり良い感じで面白いとは思います。帰蝶様が他のドラマ主役で不在なのが痛いですが。
次回作は・・・まぁ突っ込まれても致しかたありませんけど、次々回作は間違いなくオロC女優さんが主役です(汗)
ああ関ヶ原じゃなくて桶狭間だったわ。w
私もあの役を振ったエリカ様はアホや思います。
朝ドラの妙はどういう人物を主役に据えることかにあるかと。一方で大河は脇役の妙かと思います。