下町有人ドローン~舞いあがれ~

う”ーん・・・演者が悪いのではなく、脚本家の3人体勢が悪影響しすぎたというか、全体的に話のバランスが悪すぎてイマイチどころか限りなく凡作に近い並の作品だったなぁ・・・『舞いあがれ』。全体的にぼやけているというか結局主人公の目的があっち行ったりこっち行ったりしてモヤモヤ感が募るというか、最初の2ヶ月半であれほど懸命にパイロット目指して頑張っていたのがアッサリ断念して最期の最後でアッサリ復活するってどうなの?としか思えない。それなら最初から最後まで『パイロットの夢は諦めない!』と息巻いていれば良くなかったか?お父さんの夢だった飛行機の部品を作る夢も断念したかと思いきや同じく最後にアッサリ実現する。なんか物語のついでに全部叶ったって感じ。そこんところもう少し芯をハッキリして肉付けした方が良かったのでは?というより全部詰めすぎなんだよ。

多分3人体勢で航空学校等に詳しくないメインの脚本家に配慮しての配置だろうけどその分の話の尺を採りすぎ。2ヶ月半も取れば誰だってパイロットを純粋に目指す話かと思う。そうしたらメインは町工場の再生の話でパイロットになる夢はアッサリ放棄。じゃ町工場の再生と亡父の夢の話をするのかと思えばそれもアッサリ。最期の最後で忘れかけた夢の続きを築いた人脈で叶えるという話になって忘れ去っていた自分の夢と父の夢を叶えさせるという・・・それが描きたいのならそこにもっと時間を割いたらどうかと思う。と言うか書くべき所は町工場の再生と町工場達の繋がり、そして関わった人達の関わりの中で夢は叶うという事じゃ無いのかなぁ。そこを描かずして淡々と時が経ち何年過ぎましたってのが多すぎた。

前作よりはマシだったけど、大河内教官無駄玉な感じがしてしょうがない。まぁ帝国重工の重役としては下町ロケットならず下町有人ドローンには協力出来なかったと言うことか。ワタシ的にはあの『右を向け』のシーンしか感動したところが無かったぞ。残念だ。