ツッコミどころがない朝ドラが2作続きました。寂しいです(爆)
今回の『ブギウギ』は2世タレントの趣里さんが主演かと半分ゴリ押し感しかなかったのですが始まってみれば福来スズ子を演じられるのは趣里しかおらん!状態に。いやよくぞまぁ彼女を選んだと思ってます。それほど完全マッチしたと感じるほど、いや笠置シズ子のモデルそのものをよくぞまぁそこまで寄せてきたと思います。そして片隅に見せる母親の伊藤蘭の面影がキャンディーズを知る世代の心を揺さぶりました。ホンワカキャラの蘭ちゃんとコテコテ大阪人キャラの趣里さんとは交わることは無い筈なんだけど、一瞬だけ見せる愛くるしい表情はかつての蘭ちゃん。これはたまりませんわ(爆)。
今回の朝ドラは主人公の半生ではなく、あくまで歌手福来スズ子の生涯だったのが良かった。劇中の経過時間がおおよそ30年ほどで趣里さんでは20年ほど。現代劇では普通くらいだが時代物ではかなり短い方。しかも年代イベントごとの話なのでかなり集中できたことが良かった。そしてそれは共演する演者にとっても重要なエピソードを突っ込む事が出来たとおもう。特にライバルであり盟友でもあった茨田りつ子のモデルである淡谷のり子のエピソードも余すこと無く入っていたし、羽鳥先生も素晴らしかった。演じた菊地凛子さんもがやりきった感があるし草彅剛はもはや安定の怪演ぶり。ズキズキワクワク感がたまらなく溢れていたし夫婦漫才も良かったです。
結論としては歌手福来スズ子としての活動と終演に絞ったことで強引な展開がなかった事と余裕が出来てサブキャラに脚光が当たる時間が無理なくできたのが成功に繋がったのかと。逆に言えば盛り上がりに欠けた感もあるかなぁという気がする。尤もラストがあれだから日常の姿こそ、サザエさんのような毎日愉快で明日にワクワクするような日常がよかったのかもなぁと。
まぁ是非趣里さんにはキャンディーズ物語もやってほしいですね。当然役は母親の役ですが。しかし父親臭がしないなぁ。似てる?




