僕が僕である為に~虎に翼~

粗さもかなり目だったけど攻めに攻めた朝ドラ『虎に翼』でした。タブー視されていた”お月のもの”から尊属殺人裁判の詳細までよく使う気になったというか、朝ドラから重いだろって感じです。当方漢なので微妙に感性がズレているのかも知れませんが。内容もさることながらレギュラー陣の濃さも尋常ではなく、誰を使ってもスピンオフが作れるくらいの作り込みも凄い。かといって寅子が埋没することもないくらい濃い朝ドラでした。時代的にいつか”雨垂れ石を穿つ”為の無名の彼女たちであってもそれに屈することも流されることもなく雨垂であってもいつか自分が石を砕くと信じてそれを積み重ねていく、何れそれが後に続く者達の道標になる。誰の為でもない自分が自分である為に地獄を闊歩する魔女達の物語でした。

ワタシ自身の感想はこんな感じですが、ほぼ同じ時代を生きたかーちゃんの感想は『話が上級過ぎてついて行けない。♀がそこまで偉くなるものではない』だそうです。まぁそのための花枝ポジなんだろうなと。そう言うバランスもあった挑戦的な朝ドラで面白かったかなと。是非スピンオフで『山田轟法律事務所の依頼書』とか『涼子様が征く』とかやってほしいなぁ(笑)