嘘色

写真家が「過剰レタッチ」に喝! インスタ映えがもたらす不自然な風景写真 (3/5) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

これは今の時代に限ったことじゃなく、希望色うんたらなんていうのはフィルム時代にもあった事例。いわゆる『ベルビア色』とかと言う奴で薄曇りで青空にはほど遠い撮影条件でも晴天のような青空を好む人は多かったし、プリントでも無茶な条件をだした自称玄人は多かった(アナログプリントはフィルターで露光をするのだけど補色を無視したオーダーが多数。緑と赤を同時に出すなんて無理)。フィルム会社もそのニーズに合うようにいろんな発色タイプのポジフィルムを出していたし、コダクロームは条件さえ揃えば1番自然な発色をしたのにも拘わらず、それを判らずに使うもんだからどうのこうの言われてた。

技術も知識も無い奴程文句を付ける世界なのがこの業界。それに併せてテクノロジーを上げていくのは商売として当たり前の話である。筆者のように技術を身につければ旧世代のデジカメでも十分事足りる問題でもそれをやらない出来ないユーザーにとっては大問題でそれをテクノロジーでカバーしてくれるのはありがたい話。問題なのはその希望色がウケてしまうようなセンスが氾濫しているいわゆる『インスタ映え』の時代になってしまったこと。

筆者がそれを嘆くのも判るのだが、元は筆者のようなフィルム時代にも希望色、嘘色を求めた写真家がいたのは確かなんだ。

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