おばちゃん

カラテカ矢部太郎、大家との生活を漫画化したワケ 芸人としての葛藤と決意 (オリコン) – Yahoo!ニュース
・・・かなりケースが違うけど、会社の寮に住んでいた頃の寮母さんを思い出したなぁ。時代が集団生活としての寮生から個人生活としての寮に変わる時代に寮生活をしてたんだけど、そうなると寮母さんという立場は寮生の母という立場からただの管理人になるわけで繋がりが急速に薄れていく感じだったらしい。そう言う愚痴を聞いた事がある。

寮母である管理人さん、当時は70過ぎで寮に住み込み家族とは別に1人暮らしている。旦那とは死別か生別だったかは忘れた。寮生や会社の人間はおばちゃんと呼んでいた。ワタシが入寮したのは新卒からでちょうど2人部屋時代の末期、時代はバブル期だったので勢いに任せて寮は個人用に、さらに他の場所に女子寮を含めて2つ設置しようか(ワンルームマンションを借りる)と言う時代だった。うちの寮は寝るだけの寮なので食事は無しどころか台所すらない。初頭は電話も1台、風呂も共同大浴場だったが基本シフト勤務なので寮生が集中することはなかった。つまりあまり繋がりがない寮生活で、2人部屋での共同生活ぐらいが繋がりのような寮生活だった。バブル期になってそう言う生活は適わないとして個室化になっていく訳だがそうなるとますます繋がりがない生活になっていく。そう言う変化におばちゃんはつまらないと嘆いていた。

ワタシも寮になれていくと自然とおばちゃんと接する事が多くなる。寮時代は日勤だったので寮に居る時間も長く生活サイクルもおばちゃんと重なる。そうなると相談やつきあいも多くなりお茶を飲みにおばちゃんの部屋に呼ばれたり、ご飯のおこぼれを貰ったりすることも多くなった。そんな中で『最近の子は・・・・』という愚痴を何度も聞かされたし、おばちゃんからクレームを受けた寮生の不満を聞いたことも多々ある。干渉を受けたくないのが若い寮生なんだろう。ウザがられるのも両方から多く聞いた。ワタシは経験上そういう人と多く接触してたのでとくだん違和感も感じたこともなくありがたいなぁと思う事が多かったのだが。

そういうワタシも6年目ぐらいでほぼいきなり退寮を決めておばちゃんを落胆させたのが可哀想だったかな。30過ぎが寮でぬくぬくしているのは堕落の元だと自覚していたけど今考えるともう少しおばちゃんとの時間を大切にするべきだったかな。後におばちゃんも退職して老人ホームに移り、寮も閉鎖されてワタシも会社を辞めた。年賀状のやり取りも10年ぐらい続いたがもう返事が返ってこないので亡くなったかボケたかいずれかだろう。懐かしくも楽しく残念な想い出である。

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